まずはコーヒー染めの作業から始めてみませんか。
利用者の皆さんの個性が発揮される活動です。
喫茶店でお客さんにお出ししたコーヒーの出がらしを再利用して、コーヒー染めの活動を行っています。染めた布を縫製して、いろんな作品を作り、手作り市などで出店して販売しています。ボランティアさんや地域のいろんな作家さんともこの活動を通して出会い、ブルーリボンだけでなく、様々な地域の人との協同で行っている活動です。染めといっても難しいことではなく、絵を描いたり、布をカットしたりなど、さまざまな工程があるので、どなたでも始めることができます。作品の絵や模様はすべて利用者さんの描かれたもの。どの作品も利用者さんの個性が豊かに表現されています。自分だけの作品を一緒に作ってみませんか?
<コーヒー染めに参加する利用者の声です>
※ブルーリボンに通所して、最初に出会ったのはコーヒー染めでした。日中を家でもやもや過ごしていた自分が、ブルーリボンに行き、作業を進める中で、気持ちが作業に集中できるようになり、気持ちも少しずつ変化していきました。
※わからないところを皆さんに訊いたり、悩みながらも物事を続け完成させる力、それが売れて報われる喜びを経験しました。周りに気を遣いすぎず、程々のマイペースが一番だと最近は感じ、自分なりに頑張っています。頑張りすぎず無理しすぎず、長続きすればいいなと思います。
※初めは布に絵を描くにも本を写していました。レンコンを捺す時も最初は一列に捺していました。布をハサミで切るのは苦手でした。布の重さを量ったり、グラム数を書いたりなども難しかったです。アイロンかけも、ここに来てからできるようになりました。指導者、ボランティア、仲間に助けてもらいながらできるようになりました。販売に行けるようになったり、お客様におつりをお返ししたり、少しだけど説明もできるようになってきた気がします。
※私は、コーヒー染めは型染めから始めました。染めるまでの工程の中では洗うのが難しかったです。アイロンも難しかったのですが、できるようになり嬉しかったです。布や接着芯のカットも、切ったりが苦手で難しかったですが、布をセンチを測るのは苦手でもありながら、できるので、それは今でもやっています。いろいろな作業ができるようになり、嬉しかったです。日々の積み重ねが大事だなぁと改めて思いました。販売とかの作業もブルーリボンに来て初めてでした。接客とかは苦手でしたが、何回も販売している中で、慣れてきました。説明したり、袋に入れたりと、いろいろと初めてでしたから、経験ができて良かったです。自分の作品とか、描いたのを、販売に行って自分の作品を買って下さった時は、嬉しかったですし、かわいいとか言ってくれたのは嬉しかったです。自分の自信にもつながりました。いろいろな人と触れ合うことは、販売、接客をして大切なことだなぁと思いました。